「最初の解剖」 by furuchu
「じゃあ、最初に校舎の外に出るって言ったのは、古川君と土方さんなのね?」
眉間に皺を寄せた中年の女教師は、僕ら男女8名を教卓の前に整列させて尋問をおこなった。
なぜならば昼休みの終わり頃、土方理沙がカナリヤの水を替えようとして
鳥かごを開けたところ、カナリヤが逃げてしまった。
そこで僕らトイレ掃除班は、半べそをかいてやってきた土方に助けを請われ、担任に相談もせずにカナリヤを追った。
土方の洞察力は、さすがクラスで抜群の成績なだけあって慌てながらも優れていて、予想通り
学校に隣接する大きな公園の木に止まっていた。
僕らは池掃除係から強奪した網竿でカナリヤを捕らえ、見事凱旋気分で学校へ戻った。
しかし僕らを待っていたのは、勝手に学校を抜け出したことに怒り狂う、眉間に皺を寄せて
鼻の穴を広げて息を荒くした担任であった。
「じゃあ、勝手に抜け出すことを決めた古川君と、カナリヤを逃がした
土方さん、あなたたち2人が、やらなかったトイレ掃除をして帰りなさい!」
僕と土方は、帰りの会の後もランドセルを背負わずに、教室に残った。
「古川ゴメン、あたしのせいでこんなことになって」
いつも強気な土方が、妙に僕に気を遣ってきた。
僕としては、授業中は優等生なくせに、いったん男子にケンカを売られても男顔負けで相手を殴り倒し、
トレードマークの白いハイソックスを履いたおみ足で男の頭を踏みつける土方が、猛々しくて好きなのだが。
「とっとと片付けちまおうよ。そうしないと下校時間まで終わらなくて、また明日もやらされるぜ」
僕は袖をまくって席を立った。
そして無言で僕と土方はそれぞれ男女のトイレに別れた。
皆が「汚い」と言って嫌がるトイレ掃除は、僕は決して嫌いではない。
掃いても拭いてもごみが出てくる教室や廊下と違い、水に流して丁寧に拭き取れば
埃1つ残らず空気も澄むトイレ掃除は、作業後の爽快感が違う。
僕はいつものように、まずトイレ内の隅々にまで水をまき、クレンザーをまいて
隅の床からデッキブラシでこすり始めた。
そして出入り口付近までこすり終えると、個室の床が待っていた。
そこで僕は考えた。
いつもは4人で分担してタワシにクレンザーをまぶして個室の床と便器をみがいているが、
濡れるのを嫌がってみんなは適当におこなっている。
そこで濡れるのを気にせずにこの際、徹底的に磨き上げてやろうと思った。
そこで僕はズボンを脱いで出入り口の洗面所へ置いた。
パンツ一丁ならよほどの荒事をしない限り跳ね返った水で服を濡らすことはない。
僕は1部屋1部屋の床も便器も隈なく磨いた。
1つに5分は費やしただろう。
3つの個室の掃除を終えた頃には、土方と別れてから30分は経過していた。
そして各個室と小便器前の床に水を勢いよく当て、泡を流した。
床の水をスクレパーで切ればトイレ掃除完了という時点でふと気が付いた。
小便器に手をつけていなかったことを。
小便器の掃除、これが難題なのである。
便器の外側はいい。
そして毎日小便を当てる便器の内側部分もいい。
問題は小便が流れていく部分に被さっている陶器のフタなのである。
他の部分はタワシでこするだけなので直接触れることはない。
しかし陶器のフタは手でなければ触れることはできない。
6年の最初、担任にトイレ掃除の仕方を教わった時、担任は掃除用具庫のところに
提げてある炊事用手袋をはめてトイレ掃除をおこなうように命じ、手袋をはめているのだから
汚くないと言って陶器のフタを手にとってタワシで磨くように言った。
実際、女子トイレの方は皆が手袋をはめて掃除をおこなっていたが、手袋をはめて
掃除をするのは女子だけというイメージがあった。
したがって担任の監視の目がないと誰1人として手袋をはめようとせず、
陶器のフタも上つらを磨くだけで事を済ませていた。
僕は今日、一点の抜かりもなく完璧にトイレ掃除をしてやろうと心に決めていたのだが、
陶器のフタを掴むことというよりも、炊事用手袋をはめるという行為に躊躇して小便器掃除が滞った。
しかしやらなければ終わらない。
僕は決心して掃除用具庫の扉を開けた。
正面に4双提げてある紫色の炊事用手袋の1双に手をかけた。
心臓の鼓動が早まる。
そしていつしかこの興奮が起こると、チンポが勃起する体の反応が起こった。
実は同じ興奮が白いハイソックスを履いたときにも起こった。
それは秋の運動会の鼓笛隊を6年生で編成する際、先生に楽隊を含めて
全ての児童は白いハイソックスを着用するように命じられた。
僕はその際、まるで土方のように女子の格好をするような感覚があって、ハイソックスを
膝にまで引き上げると心臓の鼓動が早まり、ペニスが勃起した。
そして人前に出るとき、まるで女装をしているような照れがあった。
今、手袋をはめようとしている僕は、同じような女装をするような興奮と照れがあった。
ゆっくり提げてある洗濯バサミから炊事用手袋を外し、手に取った。
「ふるかわ〜っ、もう終わった?」
興奮して掃除用具庫にたたずむ僕の背後から土方の声が聞こえた。
見られても別に変なことでもないのに、僕は大慌てで炊事用手袋を提げ直し、
掃除用具庫の扉を閉めて飛び出した。
飛び出してきた僕を見て、土方も驚いた。
「どうしたの古川、ズボンも履かないで」
はっきりいって僕にとってパンツを見られることよりも、手袋をはめている姿を
見られることの方が恥ずかしかった。
ちなみに興奮は治まらず、チンポは勃起したままだったのだが。
「何しに来たんだよ。ここは男子トイレだぞ!」
「え、だっていつまでも出てこないから、どうしたのかなと思って」
「あと、小便器のフタを洗ったら終わりだよ。そっちはどうした?」
「ん? 終わったよ。ただあたしのせいの罰だし、終わってなきゃ手伝わなきゃと思って」
土方は水跳ねを防ぐためのビニールエプロンをまとい、両手にはしっかり女子トイレ用の
ピンクの炊事用手袋をはめ、長靴を履いて立っていた。
実は水跳ねで服を汚さないようにビニールエプロンも4着用意されているのだが、
お母さんのようで恥ずかしいと言って、高学年男子児童の間では
評判が悪くて誰1人として着用するものはいなかった。
そういえば土方は手袋をはめている。
ならば陶器のフタを触ることも訳ないだろう。
「じゃあ、この陶器のフタを取って。オレが洗うから」
「分った」
土方は小便器から陶器のフタを掴み上げた。
そこで僕はクレンザーをまぶすたタワシを当て、それを磨いた。
しかし土方の手に陶器のフタがあると力が入らずにうまく洗えない。
僕は手袋をはめて陶器のフタを掴む土方の手を掴んで、ごしごしフタの裏側をこすった。
だいたいの女子は今時期男子と手を触れるのは、たとえ手袋越しでも嫌がる。
しかし土方はフォークダンスの際にもしっかり手を握ってくるように、そういったことには
躊躇しないので土方の手をしっかり握って陶器のフタを洗った。
そしてまもなくして土方の協力によって小便器の掃除を完了した。
便器に水を流し、僕は泡だらけになった手とタワシを洗面所で洗った。
そのままホースを受け取った土方は、ためらうことなく手袋やエプロン、長靴に水をかけて泡を流した。
水道の栓を閉めてホースを巻きながら土方は思いもよらぬことを言ってきた。
「ねえ古川、オチンチン見せてくれない」
土方の突然の要請に、僕は耳を疑った。
「ほらあたし、1人っ子だから最近、男の人のオチンチンって見たことがないの」
「…だったらお父さんと風呂にでも入ればいいじゃないか」
「だってもう12歳よ。お父さんとお風呂に入るのは恥ずかしいし…」
「オレだって恥ずかしいよ!」
「しーっ! 誰か来るじゃない」
確かにパンツ一丁で女子と男子トイレにいるというシチュエーションは誰にも見られたくない。
「今日の算数の宿題の答え、教えてあげるから」
「…見たこと誰にも言うなよ」
「え、本当に見せてくれるの? 嬉しい〜っ!」
僕らはできるだけ出入り口から離れた窓際に寄った。
そしてかがんで見守る土方の前でパンツを下ろした。
すでにその行為で興奮し、僕のチンポは勃起していた。
「うわあ、これが男の子のオチンチンなんだぁ。
…ん? 何か硬くなってない?」
こともあろうに土方は右手の人差し指を伸ばし、僕のチンポに触れようとしてきた。
「な、何すんだよう!」
「…古川、あたし将来何になりたいか知ってるよね?」
「医者だっけ?」
「そう。医学部へ入学するとね、まずは人間の解剖をするの。
人間の体がどのようになっているかを調べるためにね」
「ま、まさかオレを解剖しようっていうのか?」
「解剖はしないわよ。ただどういう形でどういうふうにできているのかを触って調べさせて」
「まってくれよ。他の奴らにオレが土方にチンポコを触られたなんてバレたら何言われるか分らないよ」
「大丈夫、もうみんな帰っちゃったし、それにあたしは解剖のための完全装備だから平気」
「完全装備?」
「テレビで見たことない? 人を解剖する時に医者が手袋やエプロンやマスクをしてやっているシーン」
たしかに手袋をはめてには違いはないが、トイレ掃除用の物ではないと思うが。
「そうだそうだ、マスクもしなきゃ本格的じゃないわよね」
土方はエプロンに隠れたスカートのポケットから、給食時に着用するガーゼマスクを取り出して
鼻と口を覆い、左右の耳にゴムひもをかけた。
そして左右の手を僕の前にかざし、
「それではこれより、古川寛人のオチンチンの解剖をおこないます」
と言って、壁際に立つ僕の前でかがんだ。
そしてゆっくりと右手を近づけて僕のチンポを掴んだ。
「やっぱり硬い。男の子のオチンチンっていつもこんなに硬いの?」
まさか土方を前に露出しているから勃起しているのだとは言いづらいし、どうしたものか。
答えに躊躇して無言のままの僕をよそに、土方は固くなったチンポを上下に揺さぶったり皮を引っ張ったりした。
「そういえば、お父さんと形が違うような気がするんだけど、何でかな?」
「そんなこと知らないよ。土方のお父さんのを見たことがないんだから」
そういえば、僕のお父さんのとも違うような気がする。たしか理由を聞いたはずなんだが、何でだっけ?
「実は知ってるよ。古川のオチンチンは、まだ包茎状態なの。
お父さんのオチンチンは、その皮がめくれて先端部分が露出しているの」
そういうやいなや、土方の左手が伸びてチンポを強く握り、一気に皮をめくった。
「はい、そして現れたのが亀頭。
成人男性は、この亀頭が露出しないと正常なオチンチンの発達ができないのよね」
「しかしさっきからやけに詳しいな」
「そりゃ解剖前にはキチンと勉強してこなきゃ。泌尿器科の医学書読んできたし。
ちなみに古川のオチンチンが堅くなっている理由もちゃんと知っているんだな」
「なに〜!」
「興奮してるんでしょ? あたしに触られていることに?
それともパンツでいることに? どっちにしても次の実験に移りやすいな」
「…次の実験って、お前、何する気だ?」
「男の人の精液が見たいの。古川、出してくれない?」
精液って何だ?
そもそも土方の言った‘精液’という存在そのものがまだ僕にはよく分からなかった。
「…土方、精液ってなんだ?」
「何だよ、古川、精液も知らないの?
あんたのオチンチンから発射される赤ちゃんのタネ。
それが精液っていうの」
「…そんなもんがここから?」
それまで僕はチンポというのは小便が出るだけの場所だと思っていたのだが、
土方にそのようなことを言われて訳が分らなくなった。
「あんたたち男子を残して、6年の女子だけ体育館に集められたことがあったでしょ?」
「うん、あったね」
「そのとき、保健の先生に聞いたの。
あたしたちが迎える初潮後に、男の子の精液が体内で受精すると赤ちゃんができるって」
その土方の言葉を聞いて、僕は人生の重大な真実を土方の口から聞いてしまったような気がして言葉を失った。
「だから、あんたも精液が出るはずなの。それを見せてって言ってるの」
「…でもどうやったら出るかなんてオレは分らないよ。
小便なら、牛乳飲み過ぎればすぐ出るけど」
「その、牛乳みたいなものがあんたのオチンチンから出てくるの。
黙ってあたしに任せなさい!」
そう言うと、土方は僕のチンポを鷲掴みにした。
左手で根元を押さえ、右手で皮を摘んで亀頭部と茎との段差を刺激するように、シコシコとこすって刺激を与え始めた。
僕のチンポはもうずっとカチカチのまんまだったが、土方に右手の親指と人差し指でつままれて
前後に動かされると背骨を引っ掻かれているようなこそばゆい気持ちよさがあった。
そしてだんだんと息苦しくなり、寒いときとは違う感覚でキンタマが縮こまってきた。
「…土方、なんでこんなこと知ってんだ?
クラスの連中のエロ話で、チンポにこんなことするの聞いたことないけど」
「…あんたたちのエロ話と、あたしの研究じゃレベルが違いすぎるわ。
精液っていうのはね、オチンチンに刺激すると出てくるものなの」
「そんなことどうやって知ったの」
「泌尿器科の医学書」
「そういや、お前んちの両親、医者だもんな」
強くもなく弱くもなく、僕のチンポをつまむ土方の指は、性的刺激を与えるべくコリコリとしごき続けた。
かがみ姿勢で僕の前の土方に目線を落とすと、マスクで鼻と口を覆っているので
真剣な眼差しを強く感じ、胸から膝までを覆っているエプロンから露出した両股開きの白い太ももが、
膝下からは白いハイソックスと長靴を履いている分、ますます性的興奮をかきたてた。
そして今、土方は女子が着用するものという固定観念の強い炊事用手袋をはめて僕のチンポを触っている。
トイレ掃除中だったという都合と、僕のチンポをじかには触りたくないという理由、そして給食配膳中に
着用を義務付けられているマスクまで忍ばせてきたのだから、‘解剖’のシチュエーションを
作るための医療用手袋の代わりも兼ねているのだろう。
いつもトイレ掃除に用いている手袋をはめられて僕のチンポを触られるのに、汚さを心配する反面、
女子の象徴的存在である炊事用手袋をはめての行為によっての興奮の方が勝った。
「土方、何だかおしっこと違うものが出てきそうな感じ」
「いいわよ、いいわよ、思いっきり出して」
土方は2本指から右手全部の指を使って僕のチンポを握り、力強くしごき出した。
「で、出ちゃうよ」
「ほら、勢いよく出しなさい」
「でっ、出るっ!」
僕の下半身に腰が抜けそうなけいれんが起こった。
縮み上がったキンタマが、そのままチンポの先から飛び出してくるような感触。
そしてチンポがけいれんし、先っぽから小便とは違う白濁した半透明の液体が
勢いよく飛び出し、屈んでいた土方のエプロンの胸や腹にぶち当たって飛び散った。
3回4回とチンポのけいれんが続き、精液が飛び出し続けた。
勢いのなくなった僕の精液は、土方のピンク色の右手に付着し白濁まみれにした。
土方が僕のチンポから手を離すと、僕はへたり込むようにトイレの壁に寄りかかった。
土方も屈み姿勢から立ち上がり、ビニールエプロンに飛び散った僕の精液を手袋をはめたままの手ですくい取った。
「やっぱエプロンしてやって正解。
採集のためのビーカー用意しておかなかったから、あたしの服にかけられるところだったわ」
そう言いながら親指と人差し指で粘着液を伸ばし、
「これが男性の精液か。
顕微鏡で見たいけど、プレパラートも用意しておかなかったしなあ」
興味心身に眺めていた。
「古川、今度プレパラート用意しておくから、また精液出してよ」
「…出してってお前、いつどこで」
「まあ、1週間もすれば十分採集できる量が、あんたのタマタマにできてるだろうから、また来週ここで。
今度は持ち帰るための道具も用意してくるから」
それから卒業までの毎週放課後、土方の男子トイレでの精液採集は続いた。
しかし土方は有名私立女子校へ進学してしまい、僕はそのまま地元の
公立中学へ進学したので、土方との関係が春で途切れた。
そして炊事用手袋でしごき続けられた僕は、すっかり炊事用手袋フェチになってしまい、
台所から持ってきたり買ったりした炊事用手袋をはめてオナニーをするようになってしまった。
そして12年の時が過ぎ、二浪の挙句やっと大学に入った後の4年生の正月、
ずっと貰ったことのなかった土方から突然年賀状が来た。
日時が書いてあり、実験の協力をして欲しいから東京信濃町の慶応病院の
ロビーに来て欲しいとのことだった。
無視してもよかったが、過去の経験からすると、特殊な性的理由の期待があるので、
のこのこと指定された日時に、慶応病院に赴き、ロビーで待った。
噂では、土方は慶応の医学部に入ってもうすぐ卒業の6年生のはずだ。
まだ正月休みで外来の人気が無いロビーへ到着してしばらく待つと、半袖の詰襟白衣に
白いスラックスを履いて長い髪をひっ詰めた土方が颯爽と現れた。
「…本当に来てくれたんだ」
「まあな…」
「場所移動するからついて来て」
土方の後を追って、僕はエレベーターに乗り込んだ。
2人きりのエレベーターの中なので、僕は土方に呼んだ理由を尋ねた。
「12年ぶりにオレを呼んだ理由は?」
「覚えてる? 小学校の時、あんたから精液採取してたの」
覚えているも何も、そのせいで僕はいまだにオナニーの際は炊事用手袋必携だ。
「また、定期的に来てもらって、あたしに精液を提供して欲しいの。
あたし産婦人科を専攻することにしたんで、特に精子のメカニズムの基礎的研究をテーマにすることにしたから」
あいかわらず土方は超越した女だ。
普通の女なら恥ずかしくて口に出来ないようなことを事も無げに言う。
エレベーターを降りた僕らは、土方の案内で病棟の個室に案内された。
「じゃあこのベットにズボンと下着を脱いで横になって」
土方は、これからやる行為を、さも治療のような口調で言う。
下半身を露出して僕はベットへ横になった。
すると土方はベットの傍らに機械を乗せたワゴンを持ってきた。
「昔、古川の精液を採取してた時は空気に触れちゃってたでしょ?
だから家へ持って帰ったらもう大半は死んじゃっていたの。
だから今回はバキュームで吸引して真空保存するわ」
「…チンポから精液を吸い出すってことか?」
「精管までカルテールを挿入して陰嚢から根こそぎ吸い出してもいいけど、かわいそうだから、
昔のように手で出して射精時にオチンチンの先端から吸引採取してあげるわ」
そう言うと土方は、吸引機の上から新しい炊事用手袋の入った袋を手にとって開け、素早く両手に着用した。
「やっぱ古川のオチンチンを扱うのは、医療用手袋よりもこれっしょ?」
そして土方は、吸引機のホースを伸ばしてノズルを左手に持ち、右手で僕のチンポを掴んだ。
「ちゃんと皮が剥けてるわね。
これなら射精時に空気に触れないで根こそぎ吸い取れるわ」
土方は昔よりも手馴れたような手つきで、炊事用手袋をはめた手で僕のチンポをしごき始めた。
それから僕は、土方の博士論文が完成するまでの間、彼女に精液を提供し続けたことはいうまでもない。
おわり